オルガテック東京に向けたコンセプト商品開発

オルガテック東京に向けたコンセプト商品開発

大阪本社

技術部 M.Mさん

1989年入社

2022年4月に東京ビックサイトで開催されるオルガテック東京。オルガテックとは1953年からドイツで開催されてきた世界規模の展示会で、このたびアジア圏では初めて開催される国際的なオフィス家具の展示会です。主催者のドイツケルンメッセと日本のオフィス家具協会が中心となり日本国内のオフィス家具メーカーから海外のブランドメーカーなど多数の出展が予定されています。そこにダイシン工業として出展し、設計開発の能力・製造するものづくりの企業力をアピールする予定です。そのコンセプトモデルとなる製品を設計開発していきます。

Q u e s t i o n & M e s s a g e

Question
01

プロジェクトを通して一番嬉しかったこと、やりがいを感じたことを教えてください。

まだプロジェクトは進行中ですが、依頼したデザイナーとコラボレーションして製品をつくりあげる作業を進めるのは、デザインと製造の間で一番難しい所であり一番楽しいことです。デザイナーと折衝することで新しい考え方や新しい製品デザインが提案され、自分の感性も磨かれ成長していると実感できます。今までも色々なデザイナーと一緒に仕事をしてきましたがそのプロジェクトが終わるたびに成長を実感できたので今回も更に成長できることが楽しみです。
Question
02

プロジェクトを通して一番大変だったことを教えてください。

デザインと現物の乖離をどれだけ少なくするのか、そこが一番大変なところです。デザインは良くても作れない形状だとものになりません。しかし、つくれる形状だけを追い求めるとデザイン性が無くなっていきます。製品のコンセプトとデザインを崩さずにどこまで作れる形に仕上げるのかデザイナーと折衝しながら、加工方法を検討し、時には新たな加工技術を駆使して製品を作る。大変なところですが、そこにはやりがいもあり、完成した時には大きな達成感に包まれます。