こんにちは!
ダイシン ヤナギです!
突然ですが、
皆さんは『フリーアドレス』という言葉を知っていますか?
はたらき方が大きく変わった昨今、
フリーアドレスをオフィスに取り入れる企業が増えてきています。
今回は、フリーアドレスの基本を知りたい方に是非読んで頂きたい内容となっております📝
目次
フリーアドレスとは?
フリーアドレスとは、
社員が固定のデスクや収納を持たず、好きな席で働くことができるワークスタイルのことです。
ノートパソコンや機材、資料などを持ち運び、
その日のタスクや気分によって好きな席を選ぶことができます。
また、オフィス内であれば別フロアにある席でもよい、
広範囲なフリーアドレスを採用している企業もあるようです。
最近注目されたフリーアドレスですが、
フリーアドレスが日本で発案されたのは1987年といわれています。
今から35年前には、
既に私たちのはたらき方の多様化に結び付くヒントがあったということですね。
フリーアドレスのメリットは?
フリーアドレスのメリットとして、
・オフィス内スペースの有効活用
・コミュニケーションの活性化
の二つを挙げることができます。
●オフィス内スペースの有効活用
世界的な感染症の流行により、
オフィスへ出社する人数制限をしたり、リモートワークを導入する企業が増えました。
それに伴い、オフィスの縮小傾向があり社員全員の事務机やキャビネットなど
固定席を廃止し、フリーアドレスを採用する企業も増えました。
フリーアドレスの環境を整えることで、
オフィス全体のレイアウトを見直す機会になりデッドスペースも解消されます。
そのスペースを生かして、スタンディングデスクなどの多機能なデスクをの導入もおすすめです。
●コミュニケーションの活性化
日替わりで多数の従業員と隣席する機会が増えると自然と会話も増えてきます。
これまでになかったコミュニケーションが生まれることで
新しいアイディアの創出や、会社として業務効率の改善に繋がります。
フリーアドレスのデメリットは?
ではデメリットはどうでしょうか。
よく挙げられるのが下記の内容です。
・フリーアドレスのためのデスクを入れ替える必要がある
・社員の状況を把握しづらい
・環境がその都度変わるため集中しづらい
・個人の荷物や書類、備品の収納問題
・職種によっては固定席が必要
●フリーアドレスのためのデスクを入れ替える必要がある
従来使用されていた個人のデスクは、フリーアドレスには向いているとはいえません。
そのため入れ替えが必要ですが、
その手間やコストがフリーアドレス導入をためらう一因となっているようです。
●社員の状況を把握しづらい
好きな場所で仕事ができるというフリーアドレスのメリットは
固定席にいない社員の現状を確かめにくくなり、
部署内での集合知の不足・生産性が下がるなどのデメリットに繋がる可能性があります。
また、荷物・書類収納場所が確保できない場合、
出社した人がフリーで使用できるパーソナルロッカーの導入が望ましいでしょう。
●環境がその都度変わるため集中しづらい
自分が毎日座る席、また近くに座る人が変わることが
逆に作業に集中できないとなってしまう人もいます。
一人で集中できるような個室スペース・個人ブースを導入することで
このデメリットは改善することができるでしょう。
●個人の荷物や書類、備品の収納問題
フリーアドレスにすることによって自席の収納がなくなるケースが多いです。
そうすると個人の荷物・書類収納場所が確保できないという問題が出てきます。
フリーアドレスを導入する場合、
ある程度紙媒体を取り扱わない、ペーパーレスが進んでいることが望ましいです。
●職種によっては固定席が必要
デザイナーやエンジニアといったクリエイティブな仕事には
大型モニターが複数台必要となります。
簡単に移動ができないためフリーアドレスでの仕事は難しいかもしれません。
フリーアドレスに必要なもの
では、フリーアドレスにはどのようなものが必要なのでしょうか?
・Wi-Fi・無線LANなどの通信環境
・どの場所での充電がしやすい電源工事(OAフロア)
・デスク、椅子
・ロッカーなどの収納庫
・集中できる個人スペース
現在ではデスク天板面に充電用のコンセントが備え付けられているものが多いため、
コンセント付きのデスクを導入すると便利です。
デッドスペースとなりがちな壁際に置けるデスクの導入も有効的です。
ダイシンの新製品『recta desk(レクタデスク)』は
奥行45cmとスリムなため、壁際のスペースを有効的に活用できます。
長時間同じ場所を占拠しない場合もありますが、
通常のデスクワークでも使用する座り心地がよく、リクライニング機能のあるイスを選ぶことをオススメします。
また個人の荷物を収納するロッカーには、
フリーで使えるパーソナルロッカーを使用すると便利です。
収納場所を一カ所に決めておくことで、社内美化にも繋がります。
また出社した人のみが収納できる台数の準備で済み、省スペースでの設置が可能です。
一部フリーアドレスを導入する
フリーアドレスはオフィスの省スペース化を図ることができます。
会社としての『生産性』を挙げるために必要な環境を一度考えるのもよいかもしれません。
そうすることで
『全フロアにフリーアドレスを導入する』『一部スペースをフリーアドレスにする』など、
自社にふさわしい最善の選択を見つけることができます。
新しいオフィス環境に個室ブースはいかがですか?
近年注目されている『個室ブース』。
ダイシンでも2022年新製品『Various Meet(バリアスミート)』を設計・開発しました。
一部フリーアドレスを導入する場合、
このような場所があると、オンライン打ち合わせ以外の時間は
周りの音を気にせず仕事に集中できる場所としても活用できます。
実際にダイシン本社でもバリアスミートを使用しています。
使用感をまとめたブログも是非チェックしてみてください!
新商品『バリアス・ミート』の使い心地をご紹介します! – ダイシン工業 (daishinkogyo.co.jp)
他にもブログ内で紹介したような
『スタンディングデスク(昇降デスク)』『壁際への省スペースデスクの設置』は
フリーアドレス最初の一歩としてふさわしいでしょう。
メリット・デメリットを参考にしながら、
自社に合ったよりよい働き方・環境に改善していきましょう!
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