おはようございます☀
ファイリングキャビネットの製造に魅了されている鶴見(修)です。
先日亀山にある鈴鹿工場内を歩いていたとこと、
通路脇にそびえるファイリングキャビネットの側板パネルを発見しました。
「なんか綺麗だな~」と思ったので写真に収めてきました。
ヒトは何故積み上げられたものに”美”を感じる生き物なのでしょうか。
それも、整えられた積み上げに対してです。
日本で積み上げの代表格といえば、熊本城の石垣ではないでしょうか🏰
熊本城の石垣を造ったのは、築城の名手加藤清正公です。
垂直に近い強固な石垣を築きあげ、難攻不落の熊本城を造った武将です。
この石垣は日本の数ある石垣の中でも最高峰とされ、
これはやはり石通しがち密に計算され積み上げられていることで
”美”を作りだしています。
建築界の巨匠 安藤忠雄氏も直線と曲線を用いた正則的に並んだ線で”美”を表現しています。
(青森国際芸術センター)
積み上げとは異なりますが、こうした曲線や直線を幾何的に融合させるとヒトはそこに”美”を感じます。
さて、前置きが長くなりましたが、ダイシン工業 鈴鹿工場内にあった”美”がこちらです。
どーですか!この整然と並んだ”美”
この部材はファイリングキャビネットの側パネルに用いるのですが、
何枚もが同じ寸法で正確に加工されているため、それらを積み上げると幾何科学的な美しさが表現されます。
横から見た場合にも、曲げ寸法の違いから発生する見事なうねりと曲線がまた私を惹きつけます。
普段工場の中を歩いていると、↓の写真のようによく見かける風景なのですが、
これにフォーカスを当てると大変綺麗に丁寧に加工されていることがわかります。
こうした部材一枚一枚を丁寧に正確に加工することで積み上げられる”美”は最終的には完成品として
”美”を伴った製品へと変わっていくと信じて、今日もダイシン工業 鈴鹿工場では丁寧で正確な加工を目指して頑張ります。
あまりインテリアとして脚光の浴びることのないファイリングキャビネットですが、
日本に一社ぐらいはファイリングキャビネットの側板パネルをただ愛でる会社がここにはあります。笑
ダイシン工業株式会社
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