おはようございます!鶴見(修)です!
先月の半ばにアメリカのシカゴで開催された家具の展示会 ネオコンに参加がてら
近くにあるTRUMPFのシカゴ展示場に行ってきました🚙
ダイシン工業では、創業以来スチール製のオフィス家具・ファイリングキャビネットを製造してきたのですが
かつては、家具といえば木製が当たり前でした。
相当古い写真ですが、オフィスという概念が生まれた当初の絵だそうです。
一同に労働者が会する場所で、仕事をする場所ができつつあり、
それに伴って専用の家具が生まれたのが発端の様です。
木製の家具の場合、頑張れば人の力でもなんとかなります。
のこぎりとか、ミノ等の道具があれば。
でも、スチール製オフィス家具の場合はそう簡単ではありません。
鉄を曲げるには大変な力が要ります。
それこそ何トン、何十トン 何百トンの力をかけて加工していきます。
当然人の力には限界があり、工作機械が必要になってきます。
いわゆる板金加工機といわれるものです。
板金加工の大手には
・TRUMPF(ドイツ)
・AMADA(日本)
・SALVAGNINI(イタリア)
などがあります。
余談ですが、これらの機械は高価な機械も多く、簡単には買うことが難しいこともあり
かつて、日本に多くあった木工加工所が中国などの途上国に流れたのに対し、
こうした板金加工の会社が日本国内に残ったのは、
設備投資費用が大きいからだと考えられています。(諸説あり笑
さてさて、そんな板金加工業界のドイツの雄 ”TRUMPF”の
スマートファクトリーシカゴの内容についてですが、
まずアクセス。
場所はシカゴ オヘア空港から、西に30キロほど行ったところに位置します。
隣には日本の森精機さんの工場があり、近くにはAMADAのショールームもあります。
残念ながら、公共交通機関でのアクセスはなく、タクシーかレンタカーでの往訪となります。
UBERを利用した場合、混雑時で空港から60ドル程度です。
外観はこんな感じです。
2017年の8月?にできたばかりなので大変綺麗です🌿
周囲も、緑の多い場所ですので、落ち着いた雰囲気の中にショールームがあります!
エントランスには受付と、TRUMPFの工作機械、IOT工場の性能を示すモニターディスプレイが
事前に予約が必要ですが、予約しておくと、受付で名札を発行してくれます。
レーザーで名刺サイズの鉄板に、名前・会社名などを目の前で刻印してくれます。
これだけでも、結構「お~~~」と言ってしまいました。
しばらくエントランスで待つと、担当の方が来て、アメリカらしく握手をして案内スタート。
工場内もほとんど写真OKですが、ここでは控えさせて頂きます・・・・
工作機械とは関係ありませんが、
この、工場建屋のトラス構造はTRUMPFの機械で加工されたそうです!!
板厚は1cm以上あったと思いますが、全て社内の機械で溶接して、現地で組み上げたそうです。
なかなか日本では常設の展示場をみることがないので、
一見の私たちにも全く嫌な顔もせず、いろいろと加工を見せてくれたり、
オペレーターを呼んでくれたりと、本当にフレンドリーに案内頂きました。
モノづくりの会社としては、どこかドイツ製の工作機械にあこがれを抱きながら
ショールームを後にしました。
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