おはようございます☀
ダイシン工業 鶴見(修)です。
前回書いた品質向上への道に続いて第二段は、「サンダーあて」についてです!!
→第一弾の”鈴鹿工場のちょっとした品質向上への道”の記事はコチラ
まずサンダーって何?って話なのですが、
サンダーをGoogleで”検索”してみると一番に出てきた画像は↓です。
<マキタ製>
ってことは、ここ1,2年世間を騒がしているGoogle AIが答えてくれて結果ですから
当然これが”サンダー”といわれるモノなのでしょう!!
が、これは厳密には半分正解で半分誤りです。
何が間違いかというと、この検索結果のリンクに飛んで行くと
上記の名称のページに飛びます。
ディスクグラインダー??となりますよね。。。
そうなんです、サンダーといわれるものは、
”サンダー”=”ディスクグラインダー”
の意で使われることが多いのですが
厳密には異なります。
では両者の違いは何なのでしょうか??
・サンダーとは表面の研磨に使用する機械です。
電気やエアーの力で、モーター等を動かし微振動を発生させ、取付らえたサンディングペーパーで表面を滑らかに仕上げていく機械のことです。
「紙やすり電動版」と捉えて頂いてOKです。
これに対し、
・ディスクグラインダーとは木材や金属を切断したり研磨したりするのに使用します。
こちらは電気の力でモーター回転させ円盤型の刃や砥石を高速で回転させることにより、切断・研磨を行います。
サンダーと同様研磨もできるのですが、研磨パワーが大変強く、素人ではなかなか綺麗に表面を研磨することは難しく
表面全体を綺麗に仕上げたい場合には不向きです。
一方高速回転する刃を用いて木・金属・石なども切断することがきます。
以上の違いから、研磨に使用したい場合には両者とも”サンダー”と呼ぶことが多いそうです。
対して、切断に使用する場合には”グラインダー”と呼び、その場合には正に”ディスクグラインダー”のみを指します。
で、やっと本題ですが、、、、笑
弊社でもサンダーというと、”サンダー”も”ディスクグラインダー”も両方使用していますが、
今日のタイトルで用いるのはサンディングペーパーを用いる”サンダー””です。
鉄板などを加工した場合には、どうしても継ぎ目が出てしまいます。
ネジや、鋲を打ち込んだ場合にも表面に突起が出てしまい
製品の仕上がりが滑らかでなかったり、塗装がうまくいかなかったりします。
そこで、弊社では塗装前に事前に問題が出そうな場所にサンダーを当てることにより研磨をしています。
↑鋲を打った箇所に対して、製品の外側に当たる為、パネル面とフラットになるようにサンダーをあてています。
こうすることで、塗装した場合や、シート表面に張った場合の品質が向上します。
奥に見える鋲は製品の内面に来るため、サンダーを当てていません。
写真でも、やや突起となっているのがおわかりいただけますでしょうか。
以上本日は、弊社のサンダーあてについてご紹介致しました。
読んで頂き、これだけ?と思われたかもしれませんが、
その通り、これだけです。
特に特殊な技術でも全くありませんし、板金加工では当たり前のことです。
ですが、当たり前のことを当たり前にやっていきながら、
少しづつ更なる製品品質の向上に向けて進み、より安心してダイシン工業にご発注頂けるようにしていきたいと思います!!
~ちょっと耳よりコラム~
今回Googleで”サンダー”と調べて出てきた画像一覧がこちら
全58写真中23枚がポケモンのサンダーでした。笑
下の方に筋肉隆々のキャラクターが孤軍奮闘していますが、その一枚を除いては
研磨サンダーVSポケモンサンダーの構図が伺えます。
果たして、この戦いは今後どう変化していくのでしょうか~~~~~~~笑
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