おはようございます。
大型収納庫を得意とするダイシン工業㈱ 鶴見です。
先日台風が近畿に直撃している最中、
弊社の工場から大型案件の大量の収納庫が出荷されて行きました!!
出荷の前に、その製造現場を見てきましたので紹介致します。
ダイシン工業の鈴鹿工場は平成元年に
当時勢いのあった壁面家具の専用工場として竣工しています。
当時は壁面収納庫(それも高さが2m以上)を専門としていましたが
今では、多種多様な製品を生産するマルチ工場となっています。
最近では、高度成長期のような大量生産時代から多品種少ロットの生産にシフトしていますので
なかなか同一の収納庫を大量生産することが減ってきているのですが
やはり、かつて専用工場としてラインを持っていたこともあり、大型収納庫の量産には大変パワーを発揮しました!
最近は景気が好調なこともあり工場もフル稼働状態が続いている中で、
オフィス家具の製造の場合にはジャンジャン製品が上がってきます。
まずは弊社のカタログ品の中でも最も背の高い収納庫21Hシリーズです。
↑は本体が組あがり、これから塗装を待っている状態です。
下にゴロゴロと一面キャスターになっており、塗装場へと順に送られていくところですね。。。
こちらは、やや背の低い1mほどの高さの収納庫です。
こちらも本体部分のみが完成しており、これから塗装へと送られる前で待機中です。
(実際にはこれの何倍も後ろにも控えております・・・)
鈴鹿工場には塗装ラインが一本しかない為、まずは扉から塗装を進めていきます。
塗装ブースに行ってみると、確かにドアが先に塗装されています!!
↑まずは塗装前に、鉄板の汚れや、油分などを洗浄します!
いわゆる前処理工程と呼ばれるものです。
↑前処理が終わると、鉄板の表面に下処理の特殊な薬液による被膜が形成されます。
わたしは個人的に鯖色と呼んでます笑
写真ではわかりにくいですが、実物をみると本当に青魚の体表のようにギラギラと輝いています。
↑前処理が終わった扉はそのまま進み、塗装ブースまでやって来ます。
レシプロ機と呼ばれる塗装ガンの集合体で一気に粉体塗装を吹き付けます!
扉などの平たい製品は、このレシプロ機だけでほとんど塗ることが可能です!
↑塗り終えたドアが出てきました。
この状態では、小麦粉を表面につけた状態とほとんど同じです。
粉を手で払えば鉄板がコンニチワします。
ですので、艶もありません。
こっから焼付乾燥炉で180°程度で焼き付けることにより塗装面が完成します!
今回は完成品は写真に撮っていませんがカタログにありますので良ければ参照下さい。
・V945-21H(高さ約2mの扉の収納庫)
・V945-10H(高さ約1mの扉の収納庫)
今日はオフィス収納庫の製造について書きましたが、弊社ではほかにも多様な板金加工が必要な収納庫を手掛けています!
大型でも、大量でも、確実に製造致します~!!
ダイシン工業株式会社
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